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合格体験記

早稲田大学文化構想学部 あいうえお(仮名)

豆腐メンタルでも受験は乗り越えられる!自称ゴリラな彼女が皆様に元気を与えます!

こんなことには絶対ならない方がいい!!!!死にそうになる!



わたしは、高1の夏から高2の6月半ばまでの約一年間、アメリカに留学していました。


高3の夏頃から始まった早稲田三学部のAO入試、センターの1ヶ月前に全てで不合格をもらいましたが、なんとか一般入試で早稲田大学国際教養学部にリベンジ合格を果たせました。

留学などのブランクがある人、受験勉強の本格的なスタートが遅い人、AOを考えている人、国教志望の人など、いろんな人に読んでいただけたらうれしいです。



氏名:あいうえお(仮名)



高校名:東京女学館高等学校国際学級、現役


【合格校】


早稲田大学文化構想学部 進学


早稲田大学国際教養学部


国際基督教大学教養学部アーツサイエンス学科 A方式、B一次


法政大学グローバル教養学部 A方式


東京女子大学国際英語学部センター利用


津田塾大学総合政策学部総合政策学科センター利用


成蹊大学国際文化学部G方式(EAGLE)




【不合格校】


上智大学外国語学部英語学科


法政大学グローバル教養学部 T日程


青山学院大学国際政治学部国際コミュニケーション学科センター利用


早稲田大学国際教養学部AO入試


早稲田大学社会科学部グローバル入試


早稲田大学文化構想学部JCulP



センター点数:


英語 189点


リスニング 48点


国語 150点 (現代文81点 古文24点 漢文42点)


世界史 85点



資格、特技、部活系:


TOEFL 95点 (マイベストスコアも100超えてない気がする)


英検準一級



高1の夏から一年間アメリカのボストンに留学しました


一応ライフガードの資格も向こうで取りました(日本では使えない…)



中学の頃水泳の全国JOCジュニアオリンピックカップで優勝したり、留学中アメリカ東海岸の全州大会みたいなので100m背泳ぎ優勝したり…


3歳から高2まで水泳漬けの日々でした


帰国後、学内の模擬国連委員会に入ってて、小さな全国大会で優秀賞をもらいました。



高校での成績:


AOを受けたので評定は結構気にしてました。最後は気合の4.8で出願しました。



模試の成績:


・河合塾全国統一記述模試


1回目


英語71.8


国語56.4


世界史51.8


早稲田大学国教、文化構想E判定


ICU(科目が特殊なので英語だけで判定)A判定



2回目


英語69.9


国語62.2


世界史61.3


早稲田E判定、ICU B判定



3回目


英語74.3


国語64.1


世界史63.4


早稲田C判定、


法政大学グローバル教養学部と明治大学国際日本学部 A判定





敗因:


まず、準備不足です。AOに関しては特に、TOEFLのスコアと志望理由書。


留学帰国後、わたしはアメリカかぶれ全盛期だったにも関わらず、英語が強くなったかと言うと、実は微妙でした。確かに発音やリスニング力がマシになり、英文読解に対する抵抗は無くなりましたが、単語力は増えておらず、スラング英語の知識ばかりを得たような気がします。当時は調子に乗っていたので自勉で余裕だろと思っていたTOEFLの厳しさを痛感し、大泣きして家にあるぬいぐるみが宙に浮くのもしばしば…。


帰国して6ヶ月後にようやく入塾したトフルゼミナールでは、高3になる3月の時点でクラス分けのある早稲田国際教養の対策講座でTOEFL80を超えていないと下のクラスになってしまいます。この時点で私のスコアは70代だったので、上のクラスには入れませんでした。最終的に出願ギリギリの8月に95になりましたが、今年の国教のAOの出願者数は増え、海外大志望で滑り止めで受けに来た、という子も多く、蓋を開けてみれば、トフルのスコアが100を超えていないとなかなか受かり辛かったようです…。


もっと早くから単語力を付けてTOEFL対策をして、良い点数を取っておけば良かった、というのが反省点です。


TOEFLの点数を上げるにフォーカスをしすぎて、志望理由書の内容を練れていないのもダメでした。自分の興味のある事を薄〜く書き、1次選考では通れた文化構想の2次面接で、教授に、あなたの志望理由書の言いたいことがわからないと言われ、不合格を確信しました。AOを考えている人は、自分の興味のあることを絶対極めておいた方がいい!!


TOEFL対策に追われていたというのもありますが、AOダメでも、一般でどうにかなるよな〜みたいな感じで、危機感に欠けていたのも事実です。トフルゼミナールでは、一般受験の対策は全くせず、AOだけ対策する子が多かったので、私はAOで絶対に受かる!という気持ちの強さの面でもすでに負けていたのだと思います。



一般受験に関しては、計画不足なところがたくさんありました。特に国語です。


元々苦手というのもありますが、自分的には世界史の方が上げやすいのではないかと思い、ゆげ塾に通い詰めていたところ、古文漢文をほったらかしにしていました。これらは最後まで点数が安定せず、本番も、運に任せたような感じでした。毎日、あるいは毎週、自分のノルマを決めて、今日はここまでやる、みたいに計画的に勉強ができなかったので、このように勉強する科目が偏ってしまったのだと思います。


もしAOと一般両方を考えている人がいれば、一般入試の保険など無いと思って、強い気持ちでAO対策にシフトして年内に合格をもらって欲しいです。私はどちらも中途半端だったので、AO全落ちを知ってから一般受験の入試までの約1ヶ月間は、地獄の日々でした。電車で、駅で、トイレで、お風呂で、、毎日どこかで泣く日々でした。こんなことには絶対ならない方がいい!!!!死にそうになる!

ちなみに私はAOで早稲田しか受けなかったけれど、周りの多くはMARCHも受けていて、早慶上智に受からなくてもMARCHで年内に合格をもらって、少し楽な気持ちで一般早稲田を再チャレンジ、というパターンも多かったです。でも年内に一つでも決まってしまうと気が抜けちゃって集中できない子もいるようなので、AOでどこを受けるかは自分の精神力次第です!


メンタルも弱すぎました。


周りに支えられて、なんとか最後までやり切れましたが、豆腐メンタルがもう少し強ければ、だいぶより効率良く勉強ができていたと思います。


勝因:


一般受験においては、英語です!


AO対策を通して、英語はだいぶ完成していたので、一般対策では他の科目に時間を割くことができました。また、早稲田の国際教養は英検やTOEFLのスコアによって加点がされるので、資格を取っている人は結構有利だと思います。


また、TOEFL対策で英文を読む機会が多かったため、わからない単語が出てきても焦らずに、前後の接続詞等でなんとなーく意味を掴むクセもついていました。これ結構大事かも!!


あと、わたしはICUも志望していたのですが、試験日が2月1日で、合格発表も早稲田の受験日の前と、早かったです。ここで合格をもらえたので、精神的にだいぶ余裕ができ、早稲田も本番、リラックスして受けることができました。


もちろん、ICUが不合格だったら気分ズタボロだっただろうけれど、センターが終わってICUの本番までは、ICUだけを解いていたので、当日は、少し自信を持って受けられました。


もし受験校を迷っている人は、試験日や合格発表を確認して、自分の志望校の前に合格をもらえそう、かつ、割と強く行きたいと思っているところを選ぶのをお勧めします!



学校の活用法:


わたしのクラスは国際学級というところで、中学から他のクラスよりも英語をしっかり学べる環境でした。


(学費が高いし、知名度は低いけれど、女学館の国際学級はめちゃくちゃ良いです!6年間クラス替えが無いので絆メチャ深まる&入りの偏差値は低いのに今年はクラスの9割はMARCH以上の大学に合格してます!もっと学校もアピールするべきだとおもう)


クラスメイトの8割は帰国子女だったので、純ジャパだったわたしが一年間の留学を決断したのも、彼女らの影響が大きかったです。


受験期は特に担任の先生のサポートが大きく、何度も相談したり、メールで励まして頂き本当に感謝しています。





ゆげ塾の活用法:


高1の時に、私と同じく1年留学をした学校の先輩から話を聞いて、帰国後すぐ高2の夏に入りました。高3になるまでは週一ペースで行き、その後はおもに週2で、11月のはじめにカリ完しました。


はじめビビって参加できなかった演習は夏の終わり頃から出ました。最後の演習まで毎回緊張しまくりでしたが、他の子達の感動的な解き方を聞けたり、ゆげ先生の素晴らしい解説で、楽しく学べました。成績も底辺(高2のセンター同日模試は20点…)から人並みにまで上げられたのはゆげ塾のおかげです!



ゆげ塾で学べるのは単なる受験世界史だけじゃなくて、これから先必要になってくる知識やリアルな社会のあり方、今勉強をすることがどれだけ大事なことなのか、など、盛りだくさんです。ゆげ塾の授業は、受験期の少ない楽しみでした。


周りの子達のレベルも高く、彼らと比べて落ち込むこともありましたが、だからこそ、なんとかここまで引き上げることができたのだと思います。



他塾の活用法:


ニルの学校


代々木にある国語専門塾です。古文漢文、小論、現代文時期は違いますが、全部取りました。


ここのおかげで壊滅的な国語もなんとかすることができました。特に小論文の馬淵先生と現代文の永井先生の言葉は大きな支えになりました。


現代文の永井先生は、現代文対策はニルの授業以外時間をかけなくても良い、という方針をお持ちだったので、安心して他の科目に時間をかけられました。ニルで教わる現代文の解き方の解説は、パズルを説いているような感覚で、答えがわかった時は、めちゃくちゃスッキリします。


小論文は、馬淵先生が一人一人丁寧に添削をしてくださるし、予備知識も教えてくれるので、ネタ集めにあまり困りませんでした。入試で結局少論は使いませんでしたが…



トフルゼミナール


TOEFL対策で、リーディングとライティングを主に授業を受けていました。TOEFLのスコアは、68点から短期間で95に上がったのはトフルゼミナールのおかげだと思ってます。早稲田国教のAO対策の授業や、志望理由書の添削もありましたが、TOEFLのスコアや校舎によって授業の質が全然違ったようです。添削も、生徒任せな先生もいれば、先生が全部指示して書いた、という子もいました。一般試験用の英語やICUの授業は、先生がひたすら本文を音読するだけなので、自分で過去問演習をした方が効率が良いと思いました。TOEFLの点数を上げるにはトフルゼミナールは適していると思いますが、他塾に行っていた友達を見ていると、他のAO対策の塾の方が良いのではないかと思います。ちなみに、国教対策で所属していた私のトフルのゼミクラスで合格できた人はいませんでした…。



BUCHOのICU入試対策


これはネットで有料申し込みをするものです。赤本にあるICUの問題はなぜか問題が飛び飛びだったり解答がなかったり不十分な中、BUCHOでは過不足無く、全科目、リスニングも含め30年分ぐらい解けます。解説も丁寧で面白く、自分の点数が他の受験生と比べてどれくらいなのか、ランキングも出るので、モチベーションにもなります。


ICUの受験を考えている人には、ぜひオススメです!かなり良い!!



オススメの参考書・問題集:



それぞれ塾でもらったテキストの予習、復習をしていました。


とにかく時間が無い!と思っていたので、受験期後半は毎日3科目過去問を解いて、間違えたところをノートに書き出して、後から振り返れるようにしました。


問題集とかは、長続きしたものがないのが正直なところです…。使っていたものは他の生徒さんと同じなので、割愛させていただきます。



これだけ!


TOEFLテスト英単語3800


レベルが4つに分かれていて、私はレベル3を中心に使っていました。レベル3の部分は10周ぐらいしたと思います。英単語はこれだけやってました。TOEFLだけでなく入試問題にも使えたのでオススメです。





最後に:


根拠のない自信でしたが、私は一般受験まで持ち越しになるわけ無いと思っていたので、いざAOで不合格になってみると、死にそうでした。苦しかった。だからこそ余計に、一般で戦えたことが証明された時、本当に本当に、うれしかったです。


お恥ずかしながら、早稲田の過去問は、最後までいつも合格最低点のパーセンテージにいくかいかないかぐらいのレベルでした。

だから、ありきたりだけど、最後まで諦めないことにどんな形であれ結果はついてくるみたいです。


そしてここまでやってこれたのは、ゆげ先生や、ゆげ塾生の愉快な仲間たち、何よりいつも支えてくれていた家族のおかげでしかありません。恩返しができるよう、これからも突っ走ります。


ここまで本当に本当に、本当にありがとうございました!!!




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