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| 論述模範解答 |
2001年度
Ⅳ
ヨーロッパ列強のアジア・アフリカ進出について,以下の語句を用いて説明しなさい。(400字以内で解答し,解答文中では指定された語句に下線を施すこと。*印のついた語句を最初に使用し,他の語句の使用順序は自由とする。)
スエズ運河* シベリア鉄道
東清鉄道
バグダード鉄道
鉄道と運河か…資本の投下、その安全性確保、経済進出後の軍事進出
書くことが多数
A
レセップスはフランス資本とムハンマド=アリー朝の協力を得て、万国スエズ運河株式会社を設立した。その後、エジプト政府が運河株式を英国政府に売却し、投下資本の安全確保と印度航路の確保から英国はエジプトに対する進出を強め、ウラービー=パシャの乱鎮圧により、エジプトは英国の保護下に入った。ロシアは露清国境沿いを走るシベリア鉄道のチタ・ウラジヴォストーク間の東清鉄道敷設権を清朝から獲得し、満州進出を強め、日英同盟、日露戦争に至った。ドイツ帝国はベルリン・ビザンティウム・バグダッドを連結するバグダード鉄道敷設権をオスマン帝国から獲得した。このドイツの中東進出も、印度防衛を念頭に置く英国との対立を深め、第一次世界大戦拡大の要因となった。鉄道・運河は、それ自身の営業収入だけでなく、大量の製品輸出に貢献し、また大軍の迅速な派遣も可能にし、植民地支配の強化に繋がる一方、列強間の争いの要因ともなった。(395字)
論述模範解答 筑波大学へ |
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