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合格体験記


生徒の合格体験記
高橋佑太郎(たかはしゆうたろう)

高橋
立教にて この日、高橋は2期生のために、自腹で大量の参考書を教室に郵送してくれた。
積み上げれば、身長ほどの量…こいつどれだけ勉強したのだろう…敬服する。



 高校名 

海城高等学校



 合格校 

早稲田大学 法学部(一般) 現役 (進学)

中央大学 法学部(統一) 法律学科 政治学科 国際企業関係学科



 不合格校 

東京大学 文科一類

早稲田大学 政治経済学部(一般)
 


 センターの点数 

748点くらい



 センター試験選択科目 

世界史・政治経済・地学



 東大2次選択科目 

世界史・地理



 資格・特技・部活・委員会活動など 

漢検2級  英検2級
ピアノ演奏



 高校での成績 

高1:4.4
高2:5.0
高3:5.0
評定平均:4.8



 模試の成績 

6月 [駿台全国模試]
・東大文科一類:B
・一橋大法学部:A
・早大法学部:A

7月 [駿台マーク模試]
・東大文科一類:C
・一橋大法学部:B
・早大法学部:A

8月
・東大即応オープン文科一類:D
・東大実戦文科一類:D

11月
・東大即応オープン文科一類:C
・東大実戦文科一類:C




 科目全般 

得意科目:英語・世界史
苦手科目:数学



 世界史全般 

得意分野:中国史・中世ヨーロッパ
苦手分野:オリエント・イスラム(後に得意分野になる)



左が高橋
合宿の押入にて(笑) 高橋(左・早稲田法) 高倉(真ん中・東京外大) 月尾(右・慶應経済)



 合格への戦略 
 
自分は中学生の頃から法曹を目指していたので法学部に行くことを決めており、学校での成績も上位の方だったので第一志望には東大を考えていました。
高2までは定期考査は受験に必要のない科目も含めて全般的に勉強し、高3からは必要のない科目は適当に力を抜きつつ2次対策の他、センターの基礎固めもしていました。
評定平均は調査書を受け取るまで全く意識したことがなく、推薦等は考えていませんでした。高2,3がオール5だったことは卒業式の日に知りました。



 併願校について[筆者:中央法・早大法・早大政経] 

MARCH以下は受かっても行く気はなかったし、たくさん受けても疲れる上に時間の無駄だと思い、場慣れの意味では中央法しか受けませんでした。国立志望の方はMARCH×1で場慣れ→早慶×2~3→国立の併願パターンが多いと思います。早慶志望の方は弓削先生のアドバイスもある程度参考にして決めるといいと思います。



 勝因 
 ●早稲法
*赤本はセンター明け翌日に購入し、2月に入ってから初めて取り組みました(3年分程度)。

【英語】
得意科目だったので早稲田特有の超長文も苦痛にはなりませんでした。07,06年度を解く際は時間が余り、落ち着いて見直しができましたが、本番では形式が変更されて難度が上がった為に余裕はありませんでした。
過去問を解いた際には解らない単語には下線を引いておき、全て辞書で確認して覚えていました。ただ、長文は多少知らない単語があっても読んでしまえば内容は掴めるので、マニアックな単語まで無理して覚えようとしなくても大丈夫です。むしろ英作文で使うような基本単語、語彙の語法を会得する方が得点になります。

【国語】
早稲法の現代文は学校の授業で演習を行ったことがあるので形式等には慣れていました。東大対策をしていれば現代文も古典も随分負担は軽いです。普通に順番に解けば時間が足りなくなることはないと思います。

【世界史】
得意科目だったので心配はしていませんでした。本番では論述を自信を持って書けたことが勝因だと思います。過去問演習を通して早稲田の世界史は基礎がしっかりしていれば十分得点できると感じましたが、どうしても分からない客観問題は潔く諦めて選んでしまうのがいいと思います(特に早稲田政経)。


●中央法
*統一入試は09年新設だということを知らず(→過去問がないから問題形式が不明)、更に国際企業関係学科は定員5名ということもろくに確認せずに出願してしまったので、受験前日に倍率(65倍)を見たときは驚きました。
*赤本は法律学科(一般)の07年度のみ一通り解いておきました。自信があれば別に解かなくても大丈夫です。

【英語】
長文の一つに問題集に収録されていた問題が出題されたので瞬殺することができ、他の文法問題に十分な時間を充てることができました。

【国語】
易問でした。今年のセンターの方が難しかったです。

【世界史】
大量の正誤問題は知識と勘とフィーリングを総動員して処理しました。平常心が大切です。



 敗因 

●東大
センターで失敗しました。センターはしっかりやろう。

●早稲田政経
文学史の対策を全くしていなかったことと、漢字ミスだと思います。



 ゆげ塾の活用法 

週2回通って通史が終わった後は論述と演習に参加しました。
論述では正確な知識や歴史観無しには読み応えのある文章が書けないので、答案を書く練習を重ねることが重要だと思います。
演習は自分の志望校等のレベルに合わせて受けるといいです。授業中に得点を開示するので緊張感を持って解くことができ、有意義だと思います。また演習で覚えたことは東大の第三問で役に立ちます。他教科とのバランスをよく考えて活用してください。
 


 他塾・学校の活用法 

【Z会 東大マスターコース】

高1・・・英語 数学
高2・・・英語 数学
高3・・・英語 数学 地理

●お気に入りの先生

柳瀬先生(英語):カリスマです。怒ると非常に怖いですが、高3に対しては基本的に優しい先生です。先生のおかげで英語が得意になり、文法・文構造を正確に読み取る読解ができるようになりました。それと文章中に否定語を見つけたら全身に緊張が走るようになりました。

根木島先生(地理):見た目にはぎょっとしますが、本当は優しくて面白い先生です。先生について行けば地理は得点源にできます。11月の東大実戦(駿台)ではついに世界史の得点が地理に抜かれました。

山下先生(数学):嫌いな数学も先生のおかげでやる気がでました。高3Cタームの最期の授業での名言は今でも忘れません。


【学校の活用法】

生活のリズムを崩さないように心がけていたので、3年間無遅刻・無欠席を達成しました。特に高3では受験勉強を言い訳に生活のリズムを崩し、遅刻したり欠席したりすることがないように努めることが大切です。直前期は外出しないことが多いと思いますが、煮詰まりを防ぐ為に電話したり、学校の友達とかと会って話をしたりするのがいいと思います。
 


 お薦めの参考書・問題集 

*以下は参考書の参考までに。

●英語

【辞書】
ジーニアス第3版:紙の辞書は重すぎて持ち運びに不便なので、外では電子辞書を使っていましたが、家では紙の辞書を使っていました。色鉛筆で気になるところに印をつけておくと、見直す際に便利です。

【単語】
DUO3.0:学校指定で毎週小テストがありました。高校英語に必要な単語はほぼ網羅されていると思います。

【文法】
英頻:これも小テストがありました。センターから早稲田の文法問題まで幅広く使えると思います。
英文解釈の技術100(桐原書店):これを全てマスターすれば怖いものはありません。これと似た参考書にポレポレがありますが、どちらでも好きな方をこなせばいいと思います。

【長文】
英語長文問題精講(旺文社):定評がある問題集で、毎日長文に触れるには便利です。ただし、解説があまり充実していません。
英語総合問題演習[上級編](駿台文庫):上掲書をこなした後に使用しました(11月以降)。上級編ですが、難しいとは感じませんでした。文法面の解説が非常に丁寧で、お気に入りの一冊です。

【要約】
英文要旨要約問題の解法(駿台文庫):東大の要約対策に有効です。要約問題には下線部和訳にはない面白さがあります。

【リスニング】
*リスニングはただ聞き流すのではなく、1日15分だけでも集中して内容把握に取り組むのが肝要です。
灘高キムタツの東大英語リスニング(アルク):リスニングの教材自体少ないですが、国立向けとしては定番だと思います。
AFN:CDで売っています。何度も繰り返し聞くうちに速さにもなれました。


●国語

【現代文】
ちくま評論選(筑摩書房):問題は解かずに読むだけでした。

【古文】
読み解き古文単語(Z会出版):これで基本単語を覚えたら、あとは文章を読む中で語彙を増やしていく方法が効率的だと思います。
古文単語Formula600(東進ハイスクール):演習の景品で頂きましたが、あまり使いませんでした。
最強の古文(Z会出版):途中までやって挫折しました。
得点奪取 古文(河合出版):国立の記述対策向け。

【漢文】
使用順に
①漢文道場(Z会出版):漢文の基礎力をつけるのに良いです。
②最強の漢文(Z会出版):解説が詳しいし、記述対策にも良いです。
③得点奪取 漢文(河合出版):記述のポイントが詳しく解説されています。
漢文 早覚え即答法(大学受験V BOOKS):読んでおくと絶対良いことあります。


●数学

入試必携168 文系 センター対策ⅠAⅡB(数研出版):センター対策の基本書で、基礎固めに最適です。(高1~高3)
大学への数学 1対1の対応演習(東京出版):問題数は多いですが、高3の夏までにおよそ2周程こなすと良いです。
大学への数学 新数学スタンダード演習(東京出版):上掲書の発展版の位置づけで、夏以降に取り組み、11月頃までに2周程やりました。
文系数学の良問プラチカ(河合出版):学校指定の参考書でした。高3の初めに配られましたが、無視して上掲書に取り組んでいました。10月以降に取り組んで12月頃には終わりました。解説が1対1や新スタよりも良いです。


●世界史

教科書(東京書籍):世界史の学習には欠かせません。絶対に通読しましょう。11月以降は全範囲を完全に網羅できていない『見取り図』よりも、穴を作らないためにも教科書を読み込んでいました。
世界史の見取り図(東進ブックス):演習の景品で1冊頂いたのをきっかけに全てそろえました。論述対策にもなる良書です。ただ一通り読むのもいいですが、演習でできなかった箇所や苦手な分野を重点的に読み込むのが効果的です。
いま、なぜ民族か(東京大学出版会):受験生は読んではいけません。むしろ教科書や世界史リブレットを読みましょう。
*5分前・2000・100題についてはゆげ塾のマニュアルに詳しく掲載されていると思います。


●地理

瀬川センター地理Bの実況中継 地誌・系統地理編(語学春秋社):地理の読み物として良いです。こういった読み物の読み方は『見取り図』と同様。
合格講義!地誌・系統地理編(大学受験V BOOKS):上掲書よりも詳しいです。
実力をつける地理100題(Z会出版):結局4~5項程度しかやりませんでした。Z会の授業を中心とした対策で東大地理は大丈夫だと思います。


●政治経済

川本センター政治経済講義実況中継(語学春秋社):学校の政経の先生のお勧めでした。政経の基礎を確認するのに適しています。
センター試験への道 政治経済(山川出版社):解説が少ないのが難点ですが、分野別の問題演習には使いやすいです。


全般
Z会:通信教育(添削)
 


 本番で気をつけたこと等 

・センターの際、机に出した鉛筆は3~4本程度です(多すぎても邪魔だし使わない)。
・シャー芯は2Bを使いました。柔らかくて書きやすいです。試験場ではHBを使うように指示があるかもしれませんが、この程度なら無視しても構いません。ただし、HBより薄い方を使うのは控えましょう。
・本番の消しゴムは特に新品を使うわけではなく、普段使っていたAIR-INの2㌢にちびたものを使用しました。(他に予備で2個装備)
・試験の休み時間は他教室の友達の所に遊びに行ったりしていました。座ってばかりいると血流が悪くなります。
・漢字は解答欄にハッキリと大きく(トメ、ハネ等を)正確に書くよう心がけました。
・早稲法の論述を見直していた際、普仏戦争が仏普戦争になっているのに気がつきました。本番では普段ではありえないようなミスをすることがあるので、時間が許す限り見直しを徹底しましょう。また、論述では指定用語の下線の引き忘れなどの凡ミスがないように、設問指示をしっかりと確認することも必須です。



高橋
合宿初日の高橋の横顔



 これからの大学生活への想い 

中学生の頃から法曹を目指していたので、法学部に進学できてとても嬉しいです。ドS的にはなんとなく刑法、刑訴に惹かれます。笑
必修の刑法Ⅰでドハマリの教授に当たってしまいましたが、頑張ってオールA+を目指します。



 さいごに 

受験を通して支えてくれた家族、友達、先生方みんなに感謝します。
ありがとうございました。




2009年4月3日時点での記録です。








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