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合格体験記


塾生の合格体験記
佐藤千夏(さとうちなつ)


佐藤とゆげ
成績優秀・人に気配りが出来る生徒でした。
優しく、そして強い子。
以前、ゆげの生徒対応に対して、理路整然と意見を述べた事があった。
ゆげはそれに従った。



 高校名 

共立女子高等学校



 合格校 

慶応大学 文学部 人文社会学科




3期生合格第一号となった佐藤
防大一次合格も一緒に祝ったケーキ



 入試形態・内容 

自己推薦

総合考査Ⅰ(120分)小論文(説明問題・自分の意見それぞれ300字×2)・英作文(小論文中に2箇所下線がひかれる)

総合考査Ⅱ(60分) 小論文(400字)

面接はありません。



 資格・特技・部活・委員会活動など 

映画部部長
新聞委員
高1の夏休みカナダにホームステイ
英検2級
漢検2級
WINNER(WINNING生のことをそう呼びます。すいません、書きたかっただけ笑)



 高校での成績 

評定平均4.8  0.2何で落としたかって、体育です、はい。




K応合格(慶應)のチョコプレート
実力的に佐藤は慶應経済や早稲田政経に行けた。
最近のAO入試は、昔比べて進化し、本当に優秀な生徒を青田刈りする。



 模試の成績 

【駿台全国模試】 

第一回(6月)偏差値 英:62.4 国:52.9 世:70.6  

第二回(10月)偏差値 英:63.3 国:59.9  世:72.0

慶応大学文学部・早稲田大学文化構想・早稲田大学文学部・早稲田大学社会科学部・早稲田大学教育学部(教育心理A方式)
以下センター方式。
立教大学社会学部(社会学科)・立教大学現代心理学部(心理学科)・明治大学商学部

いずれもA判定。(第一回、二回ともに)


【進研模試記述】

(7月)
偏差値 英:73.1 国:66.1 世:82.3

前の駿台と同様。いずれもA判定。


【第一回ベネッセ・駿台マーク模試】

(9月)
偏差値 英:70.7 国:67.5 世:72.7

慶応大学文学部:B 早稲田大学文化構想:A 早稲田大学文学部:B 早稲田大学社会科学部:A 早稲田大学教育学部(教育心理A方式):B

以下センター方式。
立教大学社会学部(社会学科):A 立教大学現代心理学部(心理学科):A 明治大学商学部:A

(10月)
偏差値 英:73.3 国:67.1 世:73.6

慶応大学文学部:B 早稲田大学文化構想:B 早稲田大学文学部:B早稲田大学社会科学部:B 早稲田大学教育学部(教育心理A方式):B

以下センター方式。
立教大学社会学部(社会学科):A 立教大学現代心理学部(心理学科):A


【河合全統記述模試第2回】

(9か10月)
偏差値 英:70.9 国:59.3 世:75.5

慶応大学文学部:A 早稲田大学文化構想:B 早稲田大学文学部:C 早稲田大学社会科学部:D 早稲田大学教育学部(教育心理A方式):B


【代ゼミ慶応プレ】

(8月)
偏差値 英:59.2 小論文:63.8 世:70.1

B判定。




バームクーヘンの分割作業
佐藤・上田(早大・国教)・中山(もう一年)・草野(上智・文)・全てウィニング生。
世界史の単科塾であるゆげ塾は、英語単科塾のウィニングの生徒が多い。



 模試の活用法 

私は、自分で申し込んで受けたのは駿台全国模試2回と、夏の慶大プレだけです。あとは学校で受けさせられました。正直、たくさん受ければいいってもんでもないと思います。日曜が模試でつぶれて、自分のしたい勉強ができないならやめた方がいい。でも、自分の志望校のプレは受けたほうがいいと思います。私は、10月の初めに受けた模試を最後に推薦に集中しました。



 慶応大学文学部自己推薦について 

過去の問題(出典)

2009
総合考査Ⅰ…カン・サンジュン著『悩む力』第六章「何のために働くのか」
総合考査Ⅱ…「あなたにとって家族は偶然の所産ですか。それとも必然の所産ですか。あなたの考えを自由に述べなさい。」

2010
総合考査Ⅰ…岡田暁生著『音楽の聴き方』第二章一部
総合考査Ⅱ…「18世紀のドイツの哲学者カントは「大人になること」を「自らの理性を使用する勇気をもつこと」としましたが、それはどういうことだとあなたは理解しますか。また、それはどのように達せられると考えますか。具体的にあなたの意見を述べなさい。」

2011
総合考査Ⅰ…スーザン・ソンダク著(木幡和枝訳)『同じ時の中で』「インドさながらの世界―文学の翻訳について」の一部
総合考査Ⅱ…「「人は愛されることによって愛することを学ぶ。」とはアメリカの文化人類学者アッシュリーモンタギューの言葉です。この言葉について、具体的な例を挙げながら、あなたの考えを自由に述べなさい。」




自らのお祝いなのに、
サクサクと働く佐藤と室田(明治政経)



 合格への戦略 

小論を始めたのは、高3の春から。「ASNニルの学校」という国語専門塾の小論の講座を週に1回。9月から自己推薦書の作成にとりかかりました。出願の直前までやってたし、10回以上は書き直したかな…。たくさんの人に見てもらいました。友達、親、塾のチューター、先生など。見てもらえば見てもらうほど良くなりました。ただ、皆違うことを言うので軸は決めておいたほうがいいです。2週間前からは毎日最低1題は小論を解いてました。今までの全部解きなおしも含めたら、50は軽く超えてる。もう小論なんて一生やりたくないですね(笑)

(以下、私なりの分析。なんか書いてたらよくわかんなくなっちゃったんですけど、少しは役にたつかな…

☆文学部は発想力が問われる。他の学部に比べて圧倒的に具体例を書かせる。具体例を見れば、読解できてるかできてないか一発でわかるし。

☆その独創性は大事なんだけど、同時に相手(出題者)に合わせることがすごく求められる。総合考査Ⅰなら、本の著者、それを元に問題を作った出題者、私の三角関係を考えないといけない。総合考査Ⅱも同じで2010年のを例に出すなら、ただ「大人になるのはどういうことだと思いますか?」じゃなくて色々付け加えられてるのは、やっぱり出題者のそれなりの意図があるんですよ。かなり、縛られてる。その中でいかに人と違うものが書けるか、なんです。

☆でも、やっぱりなんだかんだ論理性。いくら天才的な発想力を持っていても、論理的になってない時点で読んでもらえない。てかわかってもらえない。わからないとき、人は多くの場合相手のせいにするらしいですヨ。特に採点官は「自分の理解力がないのね…」とは思わない。だから構成が大事なんです。

☆構成を考えると、必然的に一貫性のある文章になる。でもそれは、同時に発想力を抑えることになる。限られた字数でいくつものことを一貫性をもって説明するのは不可能です。だから、ポイントは一つに絞る。他は我慢する。いくつもの例をあげて(or別の話に変えて)「また…」と書き連ねるのは、深く考えられない子だと思われるだけ。(私はこれをマジカルバナナ的展開と名づけました。)ひとつの話でどれだけ深くつきつめて考えられているのかを見られているのです。

☆要は、私は何が言いたいのか。書けば書くほど知識が増えて、いろいろ書いちゃう。それを発想力だと勘違いしちゃう。でも大切なのは相手にわかってもらう文を書くこと。重視すべきは論理性。自分が本当に書きたいことなんてほんの少ししか書けない。相手に合わせているからしょうがないんです。私の経験上、自信満々で書いた小論は出題者の意図からずれていることが多い。合っているかな、不安だな…くらいが丁度いいんですね。採点官が、出題した自分のことをきちんと考えてくれていると感じるんですかね。

なんか偉そうなこと言いましたけど、こんなにだらだらした文章を書くってことは、わたしがまだまだだということです。だって、論理的に書くとか難しいんだもん(笑)いまだに全然わからないわ。




佐藤と上田 共に2年から通った古参



 ゆげ塾の活用法 

週1ペースで通い、途中週2にして、高3の6月で絶対王政以降のカリキュラムを終了させました。夏までに世界史を8割完成させたかったので。
さて、ゆげ塾は広告を出していないにもかかわらず、なぜ確かな実績を持ちこんなにも多くの生徒から支持されているのか。その理由はやはり、ゆげ先生とゆげ塾の生徒の向上心の高さだと思います。授業料その日払いOKの塾なんてほかにないですよ。一つ一つの授業を真剣にせざるをえない環境を自ら作った先生の信念は、自ずと生徒をやる気にさせます。どんどん感化していくんですね。もっと頑張らないと!という気持ちになれる。主体性をすごく大事にする塾ですよね。また、半強制的な(笑)外遊びも、必然的に周りと仲良くなりますから、すごく安心した雰囲気の中で授業を受けられることに繋がる。安心していると、多くのことを吸収できる。私は、ゆげのある日をすごく楽しみにしていました。6月でカリが終わってゆげに行かなくなったら、なんだかポッカリこころに穴があいたような(笑)それくらい、私の支えになっていたのです。他にも、映像を使う授業、討論形式で行う演習など、書ききれないくらい本当にたくさんの魅力のある塾です。たぶんゆげに行ってなかったら、世界史が楽しいだなんて思えなかったんだろうな….。



 他塾・学校の活用法 

英語→WINNING(英語専門塾)加藤先生。私の受験はここから始まりました。素晴らしい塾です。

国語→ASNニルの学校(国語専門塾)
小論文…馬淵先生。この先生なら恥ずかしい解答も見せられる。緩い。その緩さがいい。
現代文…藤田先生。神。自己推薦書を最後まで一緒に考えてもらいました。
古文……松本先生。択一問題をきる確かな方法を生み出したのはこの人。難しい問題の時こそチャンスだよ!という言葉は本番私を勇気づけた。でも、授業がおそろしく眠い。



 お薦めの参考書・問題集 

☆東大英単語熟語 鉄壁 (角川学芸出版)東大にびびったけど、全然恐れることはないです。(笑)これをマスターすれば、受験単語は充分。

☆ドラゴンイングリッシュ 基本英文100(講談社)英作文を私はこれから始めました。試験会場にも持っていった一冊。




左から村松(早大・社) 佐藤 神田(上智・法)
佐藤に隠れている神田もこの祝勝会後、すぐに上智の推薦で合格する。



 勝因 

よくわからないです。99.9パーセントだめだと思ってましたから。
0.1パーセントは信じずにはいられなかったんですけど。
でも、やるべきことは全てやったので後悔はなかったと思います。
だからこそ、切り替えが早くできて、翌日から世界史を古代からぜんぶやり直せたかなと思います。
でも何より、応援してくれる人がいたからです。最後は気持ちの問題なので。
気持ちの問題といえば…私は試験場で隣の子といい感じの雰囲気で受けることができて。話はしなかったんですけど、最初に会ったとき目が合って「どうもー」みたいになって。この子と一緒に受かりたいなって思いました。
武道においては(私は武道なんてしてませんけど)敵を倒すのではなく、つくらないんですよね。受験も同じかもしれないです。全員倒さなきゃだなんて思ったら、くらくらします。「みんなで受かったらいいね。まぁ私はその中でも出来ちゃうんだけどサ」くらいの余裕をもてたら、こっちのもんですね。



 さいごに 

どうしても慶応文学部に行きたくて、でもどんなに頑張っても届かない気がしてました。わたしが受かったのは奇跡です。たくさんの人にお世話になりました。この場をかりて、お礼を言います。大学で、いろいろな人に出会って、チャレンジして、もっと自分を高めていけるようがんばります。受かって、ほんとによかった(笑)






2010年11月29日時点での記録です。







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