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合格体験記


塾生の合格体験記
鈴木亮治(すずきりょうじ)

鈴木
マッドサイエンティスト的な風貌だが、意外に社交的。頭脳明晰で的確なコメントを常に行う。但し、声が小さすぎて誰も聞こえない…。ドッジボール大好き少年。1期生高橋の紹介。








1・体験記
 

仮面浪人でした。仮面浪人は正直お勧めできません。私は第一志望に合格できましたが、はっきりいって幸運でした。また仮面先の大学では単位を落としまくったし学科に友達も作らなかったので、全落ちしたら廃人になる予定でした。      



鈴木
一橋合格で調子に乗っている鈴木。2010年3月撮影。



 高校名 

海城高等学校



 合格校・不合格校 

(浪人時)

一橋大学商学部前期日程 ○(進学)

慶應義塾大学文学部 ○

慶應義塾大学経済学部 A方式 ×

慶應義塾大学商学部 A方式 ×


(現役時)

上智大学経済学部経営学科 ○(進学)

慶應義塾大学経済学部B方式 ×

慶應義塾大学商学部 A方式 ×(補欠)

早稲田大学商学部 ×

一橋大学商学部前期日程 足きり
 
浪人時は早稲田は出願してサボりました。あと国立の後期試験はめんどくさいので出願しなかったです。



鈴木
左・鈴木/右・ゆげ 2009年4月撮影。鈴木は一橋を断念し、上智大学の1年生に。ゆげは国立の合格実績の公約を果たせずに坊主に。



 センターの点数 

(浪人時)  (自己採点結果。多分現実はマイナス30ぐらいだと思います。)

英語筆記 178
英語リス 42
国語 118(漢文0点・・・)
数学ⅠA 82
数学ⅡB 91
世界史 92
政治経済 72
地学 89
6・7合計 720(900点満点)


(現役時) (得点開示。マークミスが結構ありました。)

英語筆記 164
英語リス 34
国語 146
数学ⅠA 75
数学ⅡB 64
世界史 88
政治経済 85
地学 69
6・7合計 685(900点満点)

国語・・・(>∀∂)/⌒☆。漢文とか「ちょっとやればすぐに50点取れる」とかいわれていたのですが一橋の二次は漢文なかったので無視しまくっていたら漫画みたいな点数を取ってしまいました。



鈴木
左・鈴木先輩/右・鈴木亮二。鈴木先輩は当時、一橋大学の大学院生。鈴木亮二の高き目標であった。



 資格・特技・部活・委員会活動など 

中高ずっと帰宅部

TOEIC IP 535 (2009年3月時点。古すぎて当てになりません。てかたいしたことないです。)

あといろいろ英検とかあったけど忘れた。

それと仮面先の大学では某音楽系サークルに所属していました。八月まで普通に活動していました。夏なんか一週間の合宿があり五日も参加しました。今思えばめちゃくちゃでした・・・。でも十月に仮面を打ち明けるとみな応援してくれ、むしろその時ほんとうにいいサークルに入ったなと思いました。だから周りに受験生はいないし、学科に友達もいませんでしたが、サークルの友達がmixiなどを通して応援してくれ、励みになりました。友達は大切です。



鈴木
上智進学を目前とした鈴木。仮面浪人には成功したが、鈴木の頭には白髪が目立った…



 高校での成績 

評定3.7 ひどいです。

実力試験は150人中30から50番ぐらいでした。うちの高校の進学実績だと一橋は微妙な感じでした。



 模試の成績 

【河合塾 全統記述模試】

 学年 年度  時期  英語 数学 国語 世界史
高2 2007年度 第2回 51.9 44.0 37.0 37.7

受験を意識して初めて受けた模試でした。高2なのに無謀にも高3向けの模試をうけました。ちなみに世界史は完全に初見で8点でした。 恥ずかしいので志望校は書きませんでした。

 
 学年 年度  時期  英語 数学 国語 世界史
高3 2008年度 第3回 63.9 62.1 61.4 73.1

判定 一橋大商:E 慶應大商A方式:C

 
特にコメントはないです。今の現役二期生よりはるかにカスです。こんなんで一橋めざしてたとかワロス。

 
 学年 年度  時期  英語 数学 国語 世界史
浪人 2009年度 第1回 75.8 65.3 66.2 72.5
    第2回 77.4 56.8 56.3 72.4
    第3回 70.9 67.8 59.8 77.1

判定 第1回 一橋大商:B 慶應大商A方式:A 慶應大文:A

    第2回 一橋大商:D 慶應大商A方式:A 慶應大文:A

    第3回 一橋大商:C 慶應大商A方式:A 慶應大文:A
 

「浪人ならA判定当然だよね!」みたいにいわれていたので、一橋の判定がひどくてあせりました。あと夏休みは数学にかなり注いだのに上のような結果に終わり(むしろ英語が伸びた・・・)死にたくなりました。でもここであきらめなかったのが、よい結果につながりました。世界史は弓削先生のおかげです!笑

 
【駿台ベネッセマーク模試】

学年  年度  時期  英語 リス 数① 数② 国語 世史 政経 地学 総合(900) 偏差値
浪人 2009年度 第1回 169 36 83 63 157 85 83 59 694 66.0
    第3回 156 34 97 78 142 95 84 62 710 68.3

判定 第1回 一橋大商:D

    第3回 一橋大商:C


センター形式はすごく苦手でした。というか地学とか完全に放置していて12月までほぼ無勉でした。


【駿台 一橋入試実戦模試】

学年 年度 時期 英語 数学 国語 世界史 商学部型
高3 2008年度 11月上旬 52.3 53.1 55.3 63.3 56.3

判定 一橋大商:(二次):C


初めての実戦模試でした。無体策でしたが世界史でたまたま得意分野が出たため判定は割とよかったので、少し自信がつきました。

 
学年 年度 時期 英語 数学 国語 世界史 商学部型
浪人 2009年度 10月下旬 60.9 50.5 41.2 50.4 52.3

判定 一橋大商:(二次):D (ドッキング):D

 
まさかの現役時よりも悪い判定でした。かなり落ち込みました(´;ω;`)ぶわ。

 
【河合塾 一橋入試オープン】

学年 年度 時期 英語 数学 国語 世界史 4教科
浪人 2009年度 10月下旬 61.2 59.2 59.7 54.2 61.8

判定 一橋大社会:(二次):B

 
駿台実戦の後に返却されて精神的にかなりもちなおしました。ただやっぱり世界史が死んでいました。数学ができなさ過ぎて、志望校を数学の配点が低い社会学部と書きましたがむしろ数学がよかったので安心しました。



鈴木
左・北島/右・鈴木 1期生の北島(東大・文Ⅰ)は鈴木の幼なじみ。地元の小学校、海城中学・高校で一緒。



 合格への戦略 

中学のころは学年ビリな成績でした。とくに部活動に打ち込んでいたわけではなく本当に無気力な人間でした。高校一年生のとき「おまえこのままだとどこにもうからないぞ、やる気出せ!」と担任に怒られ心を入れ替えて勉強するようになりました。

受験では、とにかく基礎にこだわりました。たとえば英単語、英熟語は毎日欠かさず確認したし、数学はいわゆる教科書レベルの問題を何回も繰り返し解き、世界史はマニアックな用語を仕入れるよりも頻出の用語はしっかり書けるようにする、国語の現代文は文章をじっくり読む習慣をつける、などです。古典は知らん。古典はちょっと嫌いすぎて浪人時代には全く勉強しなかったほどです。

この姿勢は浪人時代も続け、爆発的ではないもののなんとか緩やかに成績を上げることに成功しました。 一方でサボり続けた古典には最後のセンターで思い切り復讐されました。

過去問は形式になれるためのものと考えていたので、センター後各大学3年ぐらい分しかときませんでした。一橋の世界史は15年分ときましたが(一橋は類似テーマが繰り返し出題されるため)、英語と国語は1年分しかときませんでした(素直な問題が多くあえて解説の少ない過去問にこだわる必要がなかったため)。とにかく基礎、基礎、基礎でした。

あとたくさん勉強することよりもコンスタントに勉強することを目標にしました。



鈴木
鈴木と北島。鈴木は気持ち悪いほど北島の事が大好きだった。



鈴木
鈴木と深井(早大・法) 深井は2年から通っていたので、一つ上と親しい。



 勝因 

☆ 慶應文
慶應文の問題は私立には特殊な形式で、国立と同じ論述式の試験だったので、練習のつもりで受けました。小論文は二月まで放置で、過去問しかときませんでしたがなんとかなりました。というか英語と世界史で稼ぎまくる戦略でした。とにかくA判定だったし緊張しなかったのが勝因でした。

☆ 一橋商
運がよかったです。その他には、こちらも緊張しなかったのが勝因でした。休み時間はキャンパスを徘徊してすごしてリラックスできました。休み時間の数十分でこれまでの何年間の努力が覆されるわけないと思っていたので、参考書類は見ませんでした。あと世界史ができなさ過ぎたので思い切って試験場で初見のビジネス基礎を選択しましたが、この思い切った行動もむしろ勝因になりました。※よい子のみんなはマネしないでください。



鈴木
鈴木と北島。鈴木は国立への執着心が人一倍強かった。東大へ行った幼なじみ北島の影響も、やはり強いのだろうか…



 敗因 

☆ 慶應商
知りません。おそらく慶應と縁がなかったです。諭吉くたばれ!

☆ 慶應経済
完全な実力不足でした。あとマーク式の試験はどうも苦手でした。



鈴木
左から山田(明治・情報)/田嶋(早大・教育)/深井(早大・法)/鈴木亮二 



 ゆげ塾の活用法 

通史は現役の時にすべて終わらせました。多分九月までには、終わっていたはずです。授業よりドッヂボールや花火や水鉄砲が面白かったです。すみません嘘です。弓削先生の世界史授業は時代や地域のつながりを大切にした内容で分かりやすかったです。一方で時間がかかりすぎるという欠点もありました。とくに世界史の比重が低い国立志望はほかの科目との時間配分を十分に気をつけて授業に出るべきです。ゆげ塾は近代史や頻出テーマの授業だけ出るということもできます。私立志望はスポットやマニアックな文化史の授業まで全て出ることがお勧めです。本番で変なテーマが出されたりするし、私立は国立より地理歴史で差がつきやすいです。

演習は国立志望ということであまり出ませんでした。ただし記憶の整理や、満遍なく知識をさらいたいときに利用しました。得点は皆に報告しなければならないので競争になり独学より効率的な学習になるかと思います。また現役に負けるのがいやで出席したがらない浪人がいますが、私は気にしませんでした。というか受験は世界史だけでなく総合得点で決まるので最終的に自分の第一志望校に受かればいいぐらいの気持ちで参加しました。私はセンター直前に演習に出て現役達にフルボッコにされ、恥ずかしい思いをしましたが、配点が低いと言えど国立志望はセンター重要だし、一橋大商の地理歴史の配点は極めて低い(1000点中125点)ので我慢して自分の志望校対策に専念しました。あと大学では年齢や学年関係なく後輩や先輩と同じ授業にでてプレゼンをやらされたりするので皆の前で後輩より低い評価を下されたりするのはざらです。(仮面浪人でいろいろな視点が養えました。)

論述はあまり出ませんでした。授業にかなり癖がありあわない人にはことごとくあわないのです。とりあえず1回ぐらい出てみるのもいいかと思います。



鈴木
挙手をして発言する鈴木。残念ながら声が小さすぎる…蚊が鳴くような声…



 他塾・学校の活用法 

(現役時)

基本的に予備校が嫌いでした。講習なども手続きがめんどうであまりとりませんでした。

駿台予備学校池袋校(現役フロンティア スーパーαコース)で英語のみとっていました。チューターが休み時間の間に色々話してくれ面白かったです。また有名講師小林俊昭先生の授業をレギュラーで受けられ、よかったです。

ほかには高2のころトーマスという個別指導塾にいっていましたが、先生と喧嘩してやめました。ただ基礎を大切にするという勉強法はこのころ教わったので、この塾抜きでは一橋合格はなかったと思います。今思うと先生には非常に申し訳なかったです。ただし学費がありえないほど高かったし(仕方ないですが)、先生にも当たり外れがあると思います。

高校では相当不真面目でした。何回も遅刻していたし、めんどうくさくなって休んだ日もありました。ただ、うちのクラスは優秀な人が多く、先生も熱心な方だったので、切磋琢磨できる環境でした。


(浪人時)

基本的に予備校は行きませんでした。はじめから仮面浪人しようとしいたわけではなく、大学が楽しかったら、それでいいやくらいに思っていたからです。

夏休みと冬休み、直前期は駿台予備学校の講習をとりました。小林先生の授業は満席で受けられませんでしたが、色々な面白い講師に会えてよかったです。またモチベーション維持のためにも有効でした。取った内容はこんなんでした。

夏期講習:一橋大世界史、夏のセンター地学Ⅰ、一橋大数学、テーマ別数学 確率 

冬期講習:一橋大数学、一橋大世界史

直前講習:一橋大プレ、リスニング、一橋大プレ 国語

一橋大の数学は確率が必ず出題されるので、確率が苦手な私は一橋数学のほかに確率専用の講座をとりました。またゆげ塾の世界史論述はあわなかったため駿台でとりました。夏にもらったテキストは最後まで使用しました。一方で一橋の英語は前述したとおり癖が少ないので独学で何とかなるだろうと考えとりませんでした。ただしリスニングは勉強の仕方がわからず、講習に頼りました。英作文の講座は抽選ではずれ、取れませんでした。



鈴木
合宿で爆睡中の鈴木



 お薦めの参考書・問題集 

基本独学なので長いです。


(英語)
[単語・熟語]

DUO3.0 学校指定でした。1600語しかないのでややものたりなかったです。例文は全て暗記しました。例文を覚えながら書きまくるだけで英作文対策にもなりました。

速読英単語上級編(Z会) 毎日25課ぐらいづつ音読するとよいです。ただし難易度は高いです。

解体英語構文(Z会) 解体英語構文と交互に最後まで繰り返しました。読解にも効きます。

解体英熟語(Z会) 上に同じ。私立志望だけでなく、熟語などは国立志望にも大切です。

基礎英頻(桐原書店) 高校2年のとき使用しました。

英頻(桐原書店) 有名です。高3年のとき使用しました。

英文法・語法のトレーニング戦略編・演習編(Z会) 両方ともとてもお勧めです。英語が苦手な方は戦略編、私立志望の方は演習編をやるとよいです(国立志望の方にはやや過剰です)。


 
[読解]

英語長文問題精講(旺文社) 問題数をたくさんこなしたい方にお勧め。解説はしょぼいです。その割には解説の充実を謳っていますが。

英語総合問題演習(駿台文庫) 入門、初級、中級、上級があります。解説が詳しく、お勧めです。総じて難易度は高いです。著者はあの有名講師伊藤和夫先生です。

ポレポレ英文読解プロセス(代ゼミ) お勧めです。構文の勉強は速読系の問題にも非常に有効なので、ぜひともお勧めします。

長文読解のトレーニング(Z会) 暇ならやればよいです。解説は微妙です。お金返してほしいです。

やっておきたい英語長文(河合出版) 解説も詳しく、300、500、700、1000の四冊あり、独学には最適でした。難易度的にも語数順になっており、順番にやるのがよいです。

英文解釈のトレーニング(Z会) 難しすぎワロス。私立志望がやるのは死亡フラグです。くそ難しいうえに英文の内容も医学系のものが多いです。暇な国立志望ならやればいいんじゃない。


参考書や問題集を選ぶ際には自惚れず自分の身の丈にあったものを選ぶのがよいです。


 (数学)

入試必携168(数研出版) 基礎が網羅されていて使いやすいです。センター対策にもおすすめです。

青チャート(数研出版) 高2から高3にかけてやりました。すべてやれば一通りの典型問題は触れることができます。因みに三ヶ月でⅠAⅡBまで終わらせました。

赤チャート(数研出版) 浪人時代にやりました。青チャートとそこまで変わらないです。

文系数学の良問プラチカ(河合出版) 学校指定でした。結構むずしいですが、一橋大対策に有効でした。


なにかちまたでは大学への数学とかいうのがはやっていましたが、あんなもの難しすぎて文系には必要ないです。(京大東大は知りません。)そんなものよりチャートみたいな基礎問題を網羅しているものを徹底的に極めたほうがいいです。ちなみに二年間の間に数学でノート30冊ぐらい消費しました。

 
(国語)

[現代文]

現代文と格闘する(河合出版) これはよい参考書兼問題集。お勧めです。


古典はリアル無勉なので知りません。あと新聞は毎朝読んでいました。国語や小論文の勉強になるし、漢字、語彙力の強化にもつながりました。取り合えず色々とお得なので読んでいました。


(世界史)

実力をつける世界史100題 (Z会) 現役浪人合わせて10週はしました。ゆげ塾の小テスト範囲でした。

世界史試験五分前(ライオン社) 結構細かいところまで載っていて、役に立ちます。文化史の確認には役に立ちました。

検定教科書 参考書ではないですが。山川や東京書籍のものが論述によいようです。あと知識を整理するのにも役立ちます。複数買って読みくらべるといいです。


世界史は基本的にはゆげ塾に頼っていました。

 
(センター地学Ⅰ・センター政治経済)

センター試験地学Ⅰが面白いほどとれる本(中経出版) わかりやすいです。何回も読みました。買うのは少し恥ずかしいですが。笑

センター試験政治・経済が面白いほどとれる本(中経出版) わかりやすいです。これを読んで演習すればセンターは十分でした。

短期攻略センター地学Ⅰ(駿台文庫) 何度も繰り返しました。演習に最適でした。


センターに関する問題集は、各予備校のもの(マーク模試の過去問集のアレ)を使いました。質としては駿台>河合>>>>>Z会>代ゼミと思われました。(異論は認める。)



鈴木
郷坪(筑波)と鈴木。郷坪は鈴木の1期生時代の同期。現役で筑波へ。



 これからの大学生活への想い 

現役で大学生になった同級生とくらべてスタートラインにつくのが遅れましたが(一応いまも大学生ですが。)、とりあえず色々なことを経験したいです。いままではいわゆるお勉強ばっかりだったのでそれ以外のこともがんばりたいです。あと色々な人々にお世話になった結果いまの自分があるので、そういう人たちに対して感謝を忘れずに生きて生きでゆきたいです。 

 

鈴木
郷坪からの攻撃を、笑顔でかわす鈴木。



 さいごに 

受験だけでなく、どんなことでも努力が必ず報われるとは思っていません。でもそこで諦めずそれでも挑戦し続けることでいつか必ず道が開けてゆくと信じています。受験でも理不尽な経験はいっぱいありましたが、それを乗り越えた結果、一橋大学で勉強できるというチャンスをもらえました。もちろん第一志望の大学に受かったことは所詮は単なる大学受験での成功に過ぎませんが、このチャンスを最大限に生かしたいです。

とにかく私に関わった人全てに感謝しています。本当にありがとうございました(´∀`)b。



鈴木
1期生のプチ同窓会。奥、左から二番目が鈴木。










2・仮面浪人について 

暇なので仮面浪人について書いておきます。とにかく仮面浪人はお勧めできません。一般的に仮面浪人は成功率が低いといわれていますがなぜそう言われるのかが分かった気がします。まず時間的には余裕ないことはないですがやはり大学の勉強で時間をとられ、ストレスも溜まります。とくにセンター試験と大学の後期試験がかぶるためストレスはひどいです。そして何よりも、大学生は何かと誘惑が多いし周りに受験生がいないのでモチベーションの維持がとても難しいです。周りが遊びまくっている中で受験勉強に打ち込むのはすごい忍耐力と精神力が必要です。さらに基本的に独学になるので勉強法が確立できない人は勉強計画を立てるところから苦労します。反面予備校に通っていれば受験生仲間はたくさんいるし受験勉強は予備校に沿えばいいので、普通に浪人するほうがずっと楽だと思います。とにかく仮面浪人はやめといたほうがいいです。

 

鈴木
1期生経験者(浪人組)左から、矢野(上智・独語)/富永(中央法)/松田(日大・法)/鈴木



 とりあえずスペック的なあれ 

休学は一切しませんでした。また予備校は講習とゆげ塾を除き利用しませんでした。Z会などの通信講座も利用しませんでした。また春学期は週二回、3時間の音楽系サークルの活動に参加していました。夏休みは5日の合宿に参加しました。そのほかにも何回か友達と遊んだりしました。息抜きは大切です。


(受験科目)

センター : 英語 国語 数学ⅠA 数学ⅡB 世界史B 政治・経済 地学Ⅰ

二次(一橋前期) : 英語 国語 数学 ビジネス基礎


基本的に現役と同じです。ビジネス基礎は地歴等の選択科目で一橋固有のものです(というか商業という教科の一科目)。本当は世界史選択でしたがわからなさすぎて試験場で急遽選択しました。雑学でなんとかなりました。

 

(仮面先の大学)

2009年度 上智大学経済学部経営学科

上智大学は全体的に単位とるのが大変ですが、例外的に経営は簡単なことで有名でした。 経営、経済、国文は3Kと呼ばれ学内でも楽な学科といわれていました。

(入学予定大学)

2010年度 一橋大学商学部

ちなみに実質一浪です。

 
(大学での成績)

春学期 10単位

秋学期 16単位

合計 26単位 GPAは勘弁してください。笑

あと通年の授業は秋にまとめて単位がもらえるのでこんな感じになっています。春に1つ単位を落としてしまいましたが、秋はフル単でした。大学は授業にさえ出てれば、大体試験でも点がとれます。といっても授業は8コマしか出ていませんでしたが。必修は何とか全てとりました。フランス語はサボりまくっていましたがお情けでぎりぎり単位がもらえました。卒業用件が確か124単位なのであとで頑張れば何とか四年で卒業できるぐらいを目指していました。まあ成功だったと思います。

でもとてもしんどかったので仮面浪人はお勧めできません。センター後死ぬかと思った。



鈴木
シャボン玉遊びをする松田と鈴木



 仮面浪人したい方へ 

それでも仮面浪人したいというひとのために注意点を書いておきます。(ここに書いてあることを実践して失敗しても責任はとれません。笑)

1)友達は作っておいたほうがいいです。仮に仮面を失敗した場合その後三年間友達無しで過ごすことになるし、いないとつらいです。サークルは任意でいいです。別に2年からでも入れるところはあります。

2)友達が自分のことを理解してくれそうならいつでも仮面のことを打ち明けてもいいと思います。私は秋にサークルの友達に打ち明けました。最悪嫌われることを覚悟で打ち明けましたが、みな支持してくれうれしかったです。でも気まずくなる覚悟はしておいてください。

3)模試は積極的に受けたほうがいいです。河合の模試が難易度も手ごろでいいです。マーク模試は秋まで受けませんでした。どうせ現役が対策しない春に受けても無駄と考えたからです。秋にはマーク慣れのためにも私大志望も受けたほうがいいです。

4) 「蛍雪時代」(旺文社の受験情報誌。毎月買う必要はないですが夏休み前、夏休み後やセンター直前号は購入しました。)やインターネット(うそも多いので気を付けたほうがいいですが。)で情報収集したほうがいいです。成功した人の受験生ブログなんか探すのがお勧めです。ただし受験生は人によって背景が異なるので厳密に自己分析してから参考にするのがよいです。予備校で受験情報をもらえない分不利になると思っていましたが、十分個人でも得られます。

5)勉強計画や勉強時間は全て記録して手帳に記入したほうがいいです。手帳は大学から支給されます。笑 自分の経験から記録しないと勉強していても勉強していないような錯覚に陥り不安になるし集中力も増します。カシオに99時間まで4つ同時に計ることのできるタイマーがあるのでそれを使うといいです。ただしはかっている間は最大まで集中するのが前提ですが。計画はゆるく立てといたほうがいいです。あまりがちがち立てても無理なので。逆に無計画でも中途半端に終わります。

6)手続きのことも気をつけておいたほうがいいです。とくにセンターの出願は早いです。入試の願書などは締め切りに間に合わないと絶対受け付けてもらえないのでしっかり調べといたほうがいいです。あと入学手続きも。仮面浪人に限りませんが。また出願の可否を受験する大学、仮面先の大学に確認しておいたほうがいいです。とくに国立大学同士の仮面は許可がないまま受験すると最悪除籍になるらしいので双方の入試課とか教務課に電話してみればいいです。

7)周りが遊んでいてもうらやまないことが大切です。自分で選んだ道だということを常に心に留めておくべきです。

8)大学の授業は基本的に限られた範囲なら自由なので、出席さえ取れば単位が来る授業や一夜漬けで何とかなる授業を調べて履修しました。(もちろんあとでしわ寄せが来ますが)あとどんなことがあっても必修だけはとっておくべきです。落とすと下の学年と授業受けることになるのでつらいです。

9)あと程々に大学生楽しみました。現役や純粋浪人の方が時間はあるかもしれませんが、一年間フルに勉強しているわけではないしメリハリつければ大丈夫です。



鈴木
1期生経験者・男子左から 富永(浪・中央・法)/郷坪(現・筑波)/鈴木(浪・一橋・商)/山西(浪・慶應・経済)/月尾(現・慶應・経済) 女子左から 矢野(浪・上智・独語)/松田(浪・日大・法)/亀井(現・明学・国際)

 

 一年間にあったこととか 

仮面浪人の一年間はこんなんです。

〔2月〕 一橋から足きりのお知らせ。そこからやる気をなくし私立もてきとうに受けてしまいました。結果は上智以外全滅、慶應商は辛うじて補欠でした。

〔3月〕 とりあえず慶應商から補欠不合格の知らせが来ました。すごく悔しかったです。でも先輩が浪人したら現役で受かった大学も落ちた的な話を聞かされて浪人する勇気がなく、上智に進学することにしました。

〔4月〕 オリキャン(オリエンテーション・キャンプ)ではぐれてしまって友達ができなかった・・・。あと英語のクラス分けテストがあり、中級になりました。またこの頃に音楽は無縁でしたが音楽系サークルに入りました。

〔5月〕 早くも五月病。受験に失敗したことを引きずりすぎました。今思えばただの学歴コンプでした。成績がよかったら親が受験を認めてくれるらしいのでとりあえず五月末の模試を受けることにしました。学科の飲み会とかはオールスルーしました。まわりのやつらはしゃぎすぎだろ・・・。

〔6月〕 受験勉強しまくった。けど・・・なかなか時間がとれずにあせりました。サークルも楽しくなってきましたが受験したいという気持ちは日に日に高まってゆきました。

〔7月〕 サークル活動がひと段落。大学の試験で大変でした。ちなみに駿台の講習と大学の試験がかぶりつらかったです。模試が返されなかなかよかったので受験勉強を本格化・・・といいつつなかなか忙しく時間が取れませんでした。ちなみに同じサークルの学科の友達に打ち明けました。励ましてくれました。

〔8月〕 サークルの合宿。楽しかったけどやっぱり受験を決意。ゆげ塾の同窓会は諦めました。下旬には人生初のメイドカフェに行ったほかは、駿台の講習など勉強しまくりました。

〔9月〕 ひたすら勉強。あと二回目の記述模試。孤独で死にそうになりました。何回かサークルの練習にもでました。つらかったしこれからますますつらくなると感じ取りましたが覚悟を決めました。

〔10月〕 模試返却、ひどすぎて死にたくなりました。しかも返却後すぐにまた模試、数学ができなさ過ぎてやる気なくしました。サークルの先輩や友達に打ち明けたら応援してくれてうれしかった・・・。ここからさきは朝一限前に図書館、昼休みも図書館、放課後も図書館で勉強の生活を繰り返しました。ほんとつらかったけどここまできたら意地でした。

〔11月〕 模試返却、意外にも数学がよかったです。イヤッッホォォォオオォウ!一橋模試は河合と駿台のものをうけました。これはなかなか微妙。この時期書庫が寒いんだよ!

〔12月〕 センター対策始まる。模試も振るわずめちゃくちゃつらかったです。冬休みは毎日学校の図書館に通いました。クリスマスも通いました。リア充爆発しろ!

〔1月〕 センターと大学の試験がかぶり死ぬ寸前でした。特に第二外国語の授業はついてゆけずにサボりまくりました・・・なぜか単位は来ましたが。この時期になると毎晩悪いことばかり考えるようになって眠れなくなりました。センター前日も次の日も大学に通いました。こんな中途半端なことやっていたのでセンターはごみのようでした。とくに国語なんか採点中に( ゚д゚)ポカーンてなりました。リサーチ結果は最悪でしたが親と相談して一橋に突っ込むっことにしました。落ち込みまくりましたが何とか気をとりもどしました。

〔2月〕 何とか足きり回避。かなりだらけてしまいました。私立はまたもやてきとうにやっていたら爆死しました。去年補欠の慶應商は補欠にすら引っかからず不合格、練習でうけた慶應文のみ合格でした。一橋の二次試験は不思議と落ち着いていて最後だからやれることはやろうという気持ちでした。地理歴史以外は手ごたえを感じましたが、不合格を確信しました。

〔3月〕 合格発表までは何もやる気でずに廃人のように過ごしました。発表の日は発表時間の10時に起きました。どうせ落ちてるけど一応と思って確認したら何とか受かっていまいた。どう見ても奇跡です本当にありがとうございました。


 
鈴木
左は1期生の亀井(明学)。鈴木の現役時代同期であった。2010年3月撮影。



 おわりに 

とにかく仮面浪人はつらいです。死ぬほどつらいです。絶対にやめたほうがいいです。失敗したら人生終わりです。私は奇跡で受かりましたが、仮面するくらいなら親にジャンピング土下座して予備校に入りましょう。自分が仮面した理由は今でははっきりしません・・・完全に流れでした。



鈴木
亀井と鈴木。2009年4月撮影。







3・受験生の勉強量を測ってみた的な記事 


 勉強時間的な記事 (自己満足です) 

浪人中は勉強時間を全て手帳に記録していたのでグラフにして書いておきます。個人的に受験生がどれだけ勉強しているのかが興味深かったし、経験から勉強時間を計ることで集中でき、時間を意識するようになるため勉強時間を増やせると思っていたので毎日タイマーで厳密に計り記録していました。ちなみにはじめから受験することを決めていたわけではないので、4月、5月あたりはTOEIC用に英語の勉強をしていただけでした。(ので4月は日別の記録はしていませんでした。)
 

(その1・・・日別)



(ちなみに、勉強時間に含めるもの・・・普段の自習、模試 勉強時間に含めないもの・・・入試、センター試験、講習等です。)



☆表の解説いろいろ

(7月中旬頃まで) サークルや大学のイベントがあったため、勉強時間は日によってばらばらでした。

(7月下旬まで) 大学の試験と講習でペースダウンしました。

(8月、9月) 夏休みなのでたくさん勉強しました。前半は合宿。勉強時間0はこの5日間だけでした。

(1月頃まで) サークルもやめて勉強に集中しました。コンスタントに勉強できました。

(1月) センター試験。直後はセンター明けのダレと大学の試験であまり勉強できませんでした。

(2月) 最後なのでがんばりました。最後は私大入試がありその後ふっきれて勉強しませんでした。

 

(その2・・・月別、1日あたりの平均勉強時間とか)



(右軸・・・1日あたりの平均勉強時間、左軸・・・月間勉強時間)

 

こういうのを手帳に書き込んではにやにやしていました。我ながら気持ち悪いです。意外にも1日あたりの平均は少ないように見えますが(普通の浪人なら1日あたりの平均10時間とかいくんじゃね。と思うかもしれませんが)なかなか大変でした。あと8月は講習を4つ(40時間相当)とり、 5日勉強しない日があったにもかかわらず、8月と同じく全く大学のない9月と勉強量が変わらないのが不思議でした (てかむしろ講習含めると8月のほうが勉強してるし)。ここから受験生の自由時間と勉強時間は比例しない、と思いました。浪人生が現役生より圧倒的に時間を持っているにもかかわらず伸びないといわれているのは自由時間と勉強時間は比例しないということも一因だと思いました。ふつうに時間ありすぎてもやる気でないし、若干追い詰められている現役のほうが集中して勉強できているんじゃないかと思います。

 

(その3・・・累計勉強時間)



現時と浪人時の第3回全統記述模試の成績はこんなんでした。

英語 数学 国語 世界史 一橋商の傾斜
63.9 62.1 61.4 73.1 64.4(E判定)
70.9 67.8 59.8 77.1 69.1(C判定)

 

浪人は成績が伸びないというけど勉強すれば成績は伸びるものでした。あとやっぱり夏休みが勝負だけど、逆にそれ以前も勉強量もかなりを占めているので、「夏から本気出す!」とか言っている受験生はたいてい死ぬと思います。もちろんそれまでの蓄積があればいいけど(秋まで部活やっていて第一志望に受かる現役みたいに)、浪人生は自分の学力が志望校のレベルが達していなくて浪人するケースが多々だから秋までサボって結局伸びないケースが多いんだと思います。

 

以上です。暇人の考察に付き合ってくれてありがとうございました(>∀∂)/⌒☆。



鈴木
我が道を行く…






2010年3月25日時点での記録です。



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