
いつも通りの深井…
ここでは、僕が入試問題を解いていて気づいたこと・ゆげ塾の演習の授業の重要性を書きます。
まず、世界史とはどういう科目なのでしょうか。
本当に只の暗記科目なのでしょうか?
言い換えれば、暗記するだけで済んでしまう科目なのでしょうか?
そして暗記力しか脳の無い人材を有名大学は欲しているのでしょうか…。
暗記なんてサルでもできますよね。
僕が思うに、
世界史に限らず地歴が受験科目とされているのは、
受験生の論理的思考能力を試すためなのだと思います。
勿論、単なる暗記だけで済んでしまう問題しか扱わない大学もあります。
しかし、早慶レベルの問題では暗記力+論理的思考能力が備わっていなければ解けません。
この暗記力(=情報量)を強化するのが通常授業で、論理的思考能力(=解法)を強化するのが演習授業です。
では具体的にどういう思考をすればいいのでしょうか。
例を挙げます。

演習常連組の一部、ゆげ塾のKKK。左・高田(慶應・経済)真ん中/深井(早大・法)/右樋口(早大・商)
早稲田大学政治経済学部2005年 大問4 B問4 (原文の表現を一部、わかりやすく修正しました。)
【リード文】
ライプニッツは、ライプチヒに生まれ、大学卒業後、マインツ選帝侯国の外交使節としてパトリに滞在し、ときのフランス王のオランダ侵攻を阻止する計画案を奏上した。
帰国後、カトリックとプロテスタント両教会の融和につとめ、ロシアなどの国における科学アカデミーの創設に協力し、みずからもベルリンの王 立科学教会の初代総裁になった。
【問題文】
ロシアの皇帝でライプニッツの助言を受けて科学アカデミーを構想したのはだれか。
答え
ピョートル一世
一見難問のように見えます。しかし、解法が2つあります。
ゆげ先生の解法:
ライプニッツはニュートンと同時期に微積を発見した。
↓
ニュートンは大体ピューリタン革命の時代の人物だから17世紀中葉~後半
↓
その時代のロシア皇帝と言えば、1689年に康熙帝とネルチンスク条約を結んだ、ピョートル一世
そして僕の解法:
リード文の「ときのフランス王のオランダ侵攻を阻止」に注目
↓
オランダ侵略戦争のフランス王はルイ14世
↓
ルイ14世の時代はやはり17世紀中葉~18世紀初頭
↓
その時代のロシア皇帝はピョートル一世
という風な暗記力+論理的思考能力の実践的な使い方を、演習授業では学ぶことができます。
授業に出始めの頃は勿論こんな思考は出来ません。
しかし、授業に出続けて問題のパターンと思考プロセスをストックしていけば、いずれは出来るようになります。
早慶の社会学部系の入試問題は7割くらいがこういう問題です。
他塾で通史授業を受けている方も、ゆげ塾の演習授業に出るメリットは充分にあります。
早稲田の社会科学部以外の問題なら絶対に8割以上取れるように なります。(笑)
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