Ⅴ
次の2人の人物は,アメリカ合衆国において1929年に大恐慌が発生した当時およびその後の大統領である。これらの大統領が大恐慌に対処するためにとった国内政策の特徴を,200字以上250字以内で述べなさい。なお,句読点,数字,括弧(かっこ)は1字に数えるものとする。
フーヴァー フランクリン=ローズヴェルト
A
共和党フーヴァーは古典派経済学の信奉者であり、経済の自然回復力を信じ、政府の経済への介入をほぼ控えた。一方、民主党フランクリン=ローズヴェルトは財政・金融等を駆使し、政府主導による有効需要の拡大に努めた。NIRA・AAAで生産調整を行い、価格引き上げにより企業利益を回復させた。また、TVA等による公共事業で雇用拡大を図った。その財政支出の為、管理通貨制度を導入した。NIRAに対する違憲判決後も、その労働関係部分をワグナー法として再立法化を進め、雇用の安定、賃金の上昇を図り、購買力回復に努めた。(249文字)